特殊斑紋への挑戦

Kawatombo Ken

2008年09月14日 23:25

FFを始めて、最初に持った大きな目標、それは・・・
日本に生息しているイワナ4亜種+ヤマメ・アマゴを、この手で釣り上げることでした
当初「途方も無い目標だ!」、そう思っていたのですが
多くの方の協力を得て、目標をたててから、たったの1年で達成してしまいました!

今期、ヤマトイワナにやたらとこだわっているのは、新しい目標が欲しかった
そういう意味もあるんですよね♪
「天竜川水系のヤマトイワナ」「木曾川水系のヤマトイワナ」は、すでにゲット!
残るは「釜無川水系のヤマトイワナ」「早川水系のヤマトイワナ」「富士川水系のヤマトイワナ」
そして「日本海側河川のヤマトイワナ」・・・とこの辺りが今の目標なんです
もちろん、これはこれで遣り甲斐が有りますし、面白いんですが、何かが足りない・・・

そんな折、CREEK WALKERSさんから、素晴らしく面白い提案が!!
「特殊斑紋の魚に興味は有りますか?ナガレモンイワナとか、ムハンイワナとか・・・」
・・・これだ!!!
瞬間、体温が数℃上昇したような高揚感がやってきましたよ(^^)b
4亜種制覇に比べて、遥かに難しいこの挑戦!
一体何年掛かるか想像も出来ませんが、この浪漫溢れる魚たち・・・
新たな目標に相応しいです!!
実は、挑戦は来年から・・・と思っていたんですが、居ても立っても居られなくなりました(大笑)


ここで、これから目指していくお魚ちゃん達を紹介するとしましょう!!
(特殊斑紋以外にも、希少種や、私がまだ釣っていない魚も含めています)

ナガレモンイワナ・・・「流れ者」(笑)ではなく「流紋」、パーマークが崩れて流れるような模様になっているイワナ

カメクライワナ・・・パーマークが、唐草模様になっているらしいです!!

ムハンイワナ・・・パーマークも朱点も無い「無斑の」イワナ

釣りました!!(2009年)

ムハンヤマメ・・・パーマークも朱点も無い「無斑の」ヤマメ

釣りました!!(2010年)・・・しかし・・・(笑)

イワメ・・・ムハンのアマゴ、しかしムハンヤマメと区別は出来るのか!?パーマークだけが無いムモンアマゴも居るらしいです

ノンスポットイワナ・・・パーマークはあるが、朱点・白点の無いイワナ

狆頭(チントウ)イワナ・・・上アゴが凹んで、下唇が飛び出したようになっている、一見「奇形」にも見える少々不気味なイワナ。尊者イワナと言う別名もあるようです。

キリクチ・・・南限のイワナで世界的にも貴重な魚、紀伊山地に陸封されたヤマトイワナの独立個体群らしいです。某県の天然記念物、どんな形でも良いから一目見たいものです!

サトミイワナ・・・キリクチと同じく某県の天然記念物、この魚も見るだけで良いです!!

スギノコ・・・イワナより上流に住む生息圏が逆転したヤマメで、これも某県の天然記念物です。イワナ生息域の下流部には普通のヤマメも生息しているようです。
見るだけであれば某水族館で飼育しているらしいので、簡単です♪

オショロコマ・・・北海道に行きさえすれば、釣るのは簡単らしいです

ミヤベイワナ・・・オショロコマの変異種、エメラルドグリーンの魚体を持つ美しい魚と聞きます、然別湖の特別解禁を狙って行くしかないでしょう!

ムハンマルマ・・・無斑のオショロコマ、南限のオショロコマでもあるようです

写真は当然ありません、これらの魚を紹介しているHPの中には、断りを入れれば掲載OKの所もあったんですが・・・
ここは釣人の意地!
いつの日か、この記事の魚全てに写真を入れて紹介して見せますよ(^^)b

これらの魚の中には、天然記念物に指定されていたり、禁漁区の中にのみ生息していたりする魚も含んでいます
当たり前の事ですが、法律を犯すつもりは有りません!
そういった魚は、生息量調査へ同行させてもらったり、保護のため飼育されている魚を見せてもらったりと、
「私のこの眼」で直に目撃・写真撮影する事を以て、「制覇」とします(出来る事なら、実際に渓にいる野生種を!!)
更に目標は、「釣る」ではなく「見る」、だから同行者が釣ってもOK・・・かな?(笑)

この挑戦、関西・中部・東北・北海道などなど、日本全国に散らばる魚を追い求める事になりますし、希少種のイワナなどは、人跡未踏の山奥に踏み込む事を要求される事もあるでしょう・・・(;^^A
私一人の力では、到底成し遂げる事は出来ないでしょう!

そこで、皆さんに協力をお願いしたいのです
特に当該地方の方には、魚や周辺地域の情報を・・・
ポイントを教えてくれと言う訳では無いですよ(笑)、宿、交通規制、美味い物(♪)などなど!
そして、この挑戦に興味のある方には同行を・・・
ただ、この挑戦は普通の遠征とは違います!!
状況によっては尺物がウジャウジャ釣れる場所をスルーして、今期全く釣果の出ていない場所に向かい、挙句の果てが丸坊主・・・なんて事も充分考えられますので
同行を希望される方は「覚悟」の上、申し出てくださいね(笑)


・・・この挑戦に、異議を唱える人も決して少なくないでしょう
「ただでさえも希少で、絶滅寸前の魚を、興味本位で追い詰めないで欲しい」・・・
魚と自然を愛するFFマンの端くれとして、その考えは充分すぎるほど理解できます
ただ、私も釣人です。「幻」とされている魚を追い求める浪漫、この誘惑に打ち勝つ事は出来ないです・・・
批判は甘んじて受ける覚悟を持たなければならない、こう思っています

しかし、これだけは約束します!
1.生息地域の情報は、完全に秘密にします。(状況によっては県名すら秘密にします)
2.いつも以上に、良識あるFFマンとして、恥じない行動を取ります(魚の扱い、周辺環境への配慮など)
3.こう言った魚達が、今絶滅の危機にある・・・と言うことを、訴えていきます
4.不幸にも将来絶滅してしまった時、「~の川には、こういった不思議な模様の魚が居たんだよ」と、語り継いでいきます


挑戦第1弾は「ムハンヤマメ」、近々出撃予定です!

う~ん・・・ただでさえもディープでマニアックな釣りFF・・・
その中でも更にマニアックな領域に踏み込んじゃいましたね(笑)
クラフターで、特殊斑紋マニア・・・もはや一般人からの理解を求めようとする事は、無駄・・・でしょうね(大笑)

Kawatombo Ken

PS.
他にも、「こんな魚も居るよ!」
と言う情報がありましたら、ぜひお願いします


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