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2008年06月19日

幻想・川蜻蛉 第拾弐話「続、未来フィッシャーウラシマン」後編

幻想・川蜻蛉 第拾四話
未来フィッシャーウラシマン・完結編 「思い出の場所で・・・」

今までのストーリーは、こちらを読んでください
「未来フィッシャーウラシマン前編」
「未来フィッシャーウラシマン後編」
「ウラシマンAnather Side」
「続・未来フィッシャーウラシマン」前編

幻想・川蜻蛉 第拾弐話「続、未来フィッシャーウラシマン」後編



その夜、ベッドに寝かされてる私の傍らには、ナナコが居た・・・
「ごめんなさい、でも、もうこうするしか方法が無いんです・・・」
ナナコの腕から、何本もの電極が出てくる、そしてその電極を私の頭の何箇所かに取り付けると
「私のことは、全て忘れて、この後も幸せに生きていってください・・・」
「・・・止めてくれないか?ナナコ」
私は起き上がると、電極を全て腕で振り払った
「気付いていたんですか、どうして?」

「すいません、私が起こしてしまいました」
Jさんだ!そう私は彼に起こされた後、耳元でしばらく寝た振りをしているように言われたのだった
「最新の医療機器を装備したあなたが、寝たふりに気が付かないなんて、余程追い詰められているんですね・・・もうやめましょうよ」

「ナナコ、説明してくれ」
「・・・・・・」
「では、私が説明しましょうか?」
「いいえ!いいえ私が・・・お話します」
ナナコはようやっと、重たい口を開いてくれた・・・
「私は、もうすぐ私ではなくなってしまうんです。」
「えっ!?故障・・・なのかい?」
ナナコは、悲しそうに首を横に振り、話を続けた
「ロボットである私にあなたは心を開いてくれた、笑いかけてくれた、毎日他愛も無い会話をして、一緒に仕事をして、釣りに行って、本当に楽しかったです・・・」
そうだ、そうだった、ここにきて以来、ナナコは私の友人であり、先生であり、姉であり、母であり、恋人ですらあったような気がする
「でも、だからこそ私が居なくなったら、真実を知ってしまったら、きっとあなたは悲しむでしょう、辛い思い出を抱えてしまうことになるでしょう・・・
だから、あなたから私に関する記憶だけを消去すれば・・・
私が居なくなっても、辛い思いをしなくて済む、悲しい顔をさせずに済むんです」

ナナコの機械であるはずの眼からは、今にも涙がこぼれ落ちそうに見えた・・・

「判らない、まだ良く状況が飲み込めないよ、ナナコ、君が君で無くなる?
どういうことか判らない・・・でも、確かに君が居なくなったら・・・悲しいし、辛いよ・・・
だけど・・・辛いことかもしれないけど、大切な思い出じゃないか!」

「辛いけど、大切な思い出・・・」
「そうさ!ナナコ、君の作ってくれたおにぎり、美味しかったよ!
この世界に来てイワナを始めて釣った時『Nice Fish!』って言ってくれたよね、嬉しかったよ!!
二人でどう魚を住み分けさせるか、一晩中話し合ったよね、楽しかったよ!」

「はい・・・」
「楽しかった、嬉しかった、そんな思い出すらも、君は俺から奪っていくのかい?
どんなに辛くても良い、どんなに悲しくても良い、この大切な思い出は、絶対に失いたくない、判るだろ?
そして、出来るならナナコ、君も失いたくないんだ・・・」

・・・
・・・
・・・
「ごめんなさい・・・ありがとう・・・あ・・な・・・た・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「ナナコ?」
「遠隔操作システム緊急停止を検知しました、スタンドアローンモードに切り替えます、システムのセットアップに少々お時間が掛かります、お急ぎの方は、サービスセンターにご連絡ください・・・」
「ナナコ!どうしたんだ!!」
ナナコの身体を揺する私を、Jさんは制止して言った
「もう、彼女はナナコさんではないんですよ、ナースロイドTYPE775、看護及び介助用のロボットです」
「訳が判らない!!どういうことなんだ!!!」
「では、会いに行きましょうか?」
「え?誰に・・・」
「奈々子さん本人にです!」

Jさんに連れられて来た場所は、研究所のような建物、その中の一室だった
中は、まるで病院の集中治療室のようで、ベッドが一つ部屋の中央にあり、その周りを無数の機械、測定器などで埋め尽くされている・・・
ベッドには、一人の老女が寝かされていた
周りには数人(数体?)の医療用ロボットが忙しく動き回っていた
体中から無数のチューブや電線が伸びており、頭にはそれこそウニのように電極の沢山ついたヘルメットのようなものを被らされている
意識は無いのだろうか、ピクリとも動かない、測定用機器のピッピッと言う音だけが無機質に響く

「この人は?」
「・・・分かりませんか?」
よく顔を見ると、刻まれた深いしわが、この方の年齢と今までの人生での苦労がうかがえる、そして明らかにこの時代の人間ではないことが判る
「奈々子?・・・まさか」
「色々と聞きたいこともあると思いますが、枕元にある日記、沢山ありますがそれを読んでみてください
医師の話では、今は小康状態のようですし」

「日記・・・しかし、読んでも良いのか?」
「あなたなら、彼女も許してくれると思いますよ、と言うより、あなたにはこの日記を読む義務があります」
「そうなのか?・・・」

私は、ナナコの枕もとの椅子に座り、彼女の日記を読み始めた
なんと彼女は、私より100年前にこの世界に来た私と同じタイムスリッパーだったのだ・・・
・・・
・・・
(この日記の内容は「Anather Side」を参照ください)
・・・
・・・
日記を読み進めていくに従い、頭の中に掛かっていたモヤが、徐々に晴れていくのを感じる
だが、胸が、頭が痛い・・・私の中の何かが「読むな!」そう言っている

そうだ、黒い球体に飲まれそうになった時、誰かが私に叫んでいた
「あなた!危ない!!逃げてぇぇええ!!!」
そして、彼女もまた球体に飲み込まれてしまうのだが・・・
彼女?・・・誰だっけ・・・
そう、あの顔は・・・ナナコだ・・・いや、違う
・・・・奈々子・・・私の・・・妻だ・・・
思い出した、あの日、私は妻と一緒に釣りに来ていたのだ
あの滝で、二人とも黒い球体に飲み込まれてしまったのだ・・・・

え?・・・妻も、奈々子も、こっちの世界に来ていたのか!?
私より100年も前に、この世界にやってきて、たった一人で私を待っていたのか?

いや、違う・・・
彼女は、100年の間、待っていたのではない
いつか来る私のために、この世界に来た時に不自由を感じさせないために
一人ぼっちで必死に働き、会社を作り、お金をためて・・・
私のこの世界での高待遇振りは、政府の援助では無かった・・・奈々子のおかげだったのだ

しかも、奈々子は、釣りバカの、本当に釣りバカの私のために
木を植えて森を作り、川を整備し、虫と魚を遺伝子から復活させ、私の、私達の愛したあの渓流を復活させるのに、その生涯のほとんどを費やしたのだ・・・
この資産があれば、この世界であろうとも、自分なりの幸せを追求することだって出来ただろうに・・・

どれ程の苦労があったのだろう
どれ程不安だっただろう
どれ程・・・寂しかっただろう
そのいずれの時にも、私はそばに居てあげることが出来なかった・・・
しかも、今の今まで彼女のことを忘れてしまっていたのだ
「何で、お前のことを忘れてしまっていたんだろう・・・」
「奈々子さんが、それを望んだんです、先ほど彼女自身が言った理由でね」
「バカな!?それで自分ひとりで苦労を抱え込んで・・・最後にはこんな姿になるまで、あのロボットを動かしていたんだろ?」
「はい、脳波連動型なので、自分の身体であるかのように動かせますが・・・奈々子さんの年で、あれほどの長時間、しかも連側運用となると、身体への負担は・・・相当なものになるでしょうね
現在の奈々子さんの実年齢は93歳・・・
あなたの負担にはなりたくない、だけど一緒にはいたい、そう望んだ彼女が唯一取りうる方法がこれだったんです」


まだ、現実感が無い、いや頭では理解しているのだが、私の知る妻の奈々子、ナースロイドのナナコ、そしてここに横たわる年をとった奈々子・・・この3人が同一人物であったと、なかなか認めることが出来ないでいるのだ
「で、この人・・・奈々子は、どうなんだ?回復するんだろ?」
Jさんは首を横に振った
「先ほど実年齢93歳と言いましたが、冷凍睡眠の40年間を加えると133歳・・・心臓や他の臓器も相当衰弱しています。
医学がいくら進歩しても、まだ老衰だけは如何ともしようが無いんです」

私は愕然とした、まだ信じられない、信じたくない、という思いは残るが
それでも、奈々子の顔を見つめて、手を握る、そんなことしか出来なかった
・・・
・・・
・・・
何時間経ったんだろうか?
眠ってしまっていた私は、奈々子の手が私の手を握り返してくる感触に気がつき目を覚ました
奈々子は私の顔をジーっと見つめていた
「気付いたのか、奈々子、判るか俺だ・・・」
コクリと頷く奈々子
「苦労かけたなぁ・・・本当にありがとう・・・」
何を話したら良いものか、言葉が出て来ない、でも確かに伝わってくるものがある、感じるものがある
やはり・・・奈々子・・・なのか?
「・・・あ、あの川、良い川だな、俺達のホームリバーなんだってな、あの滝も、そのままじゃないか!」
奈々子は嬉しそうに目を細める
「そう言えば、ここに来る前もさ、あの川で釣してたんだよな、あの時、結局見せられなかったけど、尺物釣ったんだぞ!見せたかったなぁ・・・」
「あ、そうか、あのイワナもこっちの世界に来たんだってな、お前見たのか?凄かっただろ」
私は、何を言ってるんだ!?自分でも良く分からない・・・
奈々子は、ぼそぼそと何かを言っている・・・
私は耳を近づけると
「あのイワナね・・・・、29.5cmしか無かったのよ♪」
この悪戯っぽい笑顔、口調・・・そうだ!・・・・そうだよ!!紛れも無く奈々子だ!
500年の時を経て、ようやく今ここに再開を果たしたのだ、悲しくて、嬉しくて、悔しくて・・・
でも、それでも嬉しくて、顔から笑みがこぼれる
「は・・・、はははは!お前そういう事、今言うかな?
こういう時はさ、凄いイワナだったねとかさ、言っておくもんだろ!
全く、雰囲気を読めよな、少しはさぁ」

奈々子も微笑んでいる・・・
そして握っている手から力が抜けていく・・・
奈々子の眼から、一筋の涙が零れ落ちる・・・
そして・・・
Jさんの方を見ると、悲しそうに首を横に振った
「おい、最後の会話がこれかい?締まらないなぁ、俺達・・・
こういう時はさ、生まれ変わったらまた一緒になろうとかさ、ロマンチックな会話が・・無きゃ・・・ダメだろ・・・奈々子・・・」

涙を必死で堪えた、泣く必要など無いのだ、悲しいことなど無いのだ
奈々子は、ようやっと一人ぼっちの戦いから開放されたのだ、この世界に来て始めてゆっくりと休むことが出来るのだ・・・
少なくとも私に涙を流す資格などあろうはずが無いのだ

「・・・奈々子さんは、最後まで頑張りました、立派です」
Jさんの言葉に黙って頷く
「奈々子、帰ろうか・・・」
私は奈々子を抱きかかえ、病室から外に出る、途中制止しようとした人も居たが、Jさんに止められて、私たちは無事に駐車場の飛行自動車に乗ることが出来た
Jさんが運転してくれた、さっきから無表情で涙一つ見せないが、彼の気持ちは痛いほどに伝わってくる。
目的地は、そう、あの滝だ・・・

幻想・川蜻蛉 第拾弐話「続、未来フィッシャーウラシマン」後編
Jさんは滝につくと
「私は、家の方に行っています。連絡くれたら迎えに来ますから・・・」
「ありがとう・・・」
奈々子を川原に寝かせると、私はその隣に座った
あの時と同じように、川のせせらぎと、虫の声が聞こえる
ただ、私はそこに座っていた・・・
足元にロッドが落ちている、先ほど回収を忘れたバンブーロッドだ
「よし!奈々子、釣りをしよう!!上手くなったんだぜ、いっちょ見せてやるよ」
滝壷の巻き返しに一発でキャストが決まる
「奈々子、このロッド良いだろ?お前も後で使ってみろよ!」
反転流に乗ったフライが、水の中に吸込まれる・・・
「来た来た♪良い型だぞ!」
満月にしなるロッド、暫しのやり取りの末上がってきたのは、見事な尺イワナだった
「奈々子、見てみろよ!ほら、良い型のイワナだろ!!」
奈々子の方を振り返ると、周囲の景色が黒い影に飲み込まれていた・・・
「な、なんだこれは!!」

山道から声が響く!
「反動の時空震だ!!逃げろぉ~!!」
Jさんだ、私は慌てて奈々子の元に向かおうとする・・・
「ダメだ!もう間に合わない、一人だけでも逃げるんだ!」
背中から、Jさんの叫び声が聞こえる
・・・何をバカな!?
この上、奈々子の事を見捨てられる訳無いだろ、また離れ離れになるなんて、死んでもゴメンだね!
私は奈々子の元に駆け寄ると、その身体を抱きかかえて立ち上がり、振り返った
すでに周り中黒い影に覆われている、Jさんの姿が遠くに見える
「走れ!一人ならまだ間に合う!」
足元の感覚がグニャリと消えていく・・・
「わるい、それだけは出来ない、それに・・・もう遅いみたいだ・・・」
「すまない、もっと早く助けに来れれば・・・」
「良いさ、今度は奈々子と二人だ・・・それよりJさん、世話になったのにお礼の一つも出来なくて・・・本当に今までありがとう」
「違う・・・違うんだ・・・・・・」
「一緒に行った釣り・・・楽しかったよ、Jさんに会えて良かったよ
もう一度・・・勝負したかったな・・・今度やれば絶対に勝てるのにな・・・」

「違・・ん・・よ・・・・・」
もうJさんの声も姿も朧だ、本当に良い奴だった、彼に出会えただけでもこの時代は良い世界だった!こう断言できる。
周囲が真っ暗闇になる、だが今回は私の腕の中に奈々子が居る・・・
次は何処の時代に行くんだろう、どこであろうとも、川と山と森のある所で、奈々子を眠らせてやりたい
ふと、奈々子を抱いている両手の内、左手に何か別の物の感触があるのに気が付いた
「バンブーロッドだ!ははは、奈々子、慌てて持って来ちゃったよ、ごめんな、決してお前より大事だった訳じゃ・・・・
・・・
・・・
意識が暗闇に包まれる、奈々子を抱きしめる手に力をこめた・・・
・・・
・・・
「明日は、晴れるかな?・・・なぁ、奈々子・・・」
・・・
・・・
・・・
・・・
・・








・・
・・・
「ん・・・・?」
何が起きたんだっけ?
足元には、たった今釣れた大きなイワナが、ネットに入っている
幻想・川蜻蛉 第拾弐話「続、未来フィッシャーウラシマン」後編
そうだ長時間に渡るファイトの末に、ようやっとランディングした尺イワナだ!
何か物凄い長い時間やり取りをしていたかのように感じるが、気のせいだろうか?
とにかく写真を撮ってもらわないとな♪

後ろから付いてきているはずの妻を大声で呼ぶ
「おお~い、奈々子!!デカイのが釣れたぞぉ!!!」
返事が無い、少し先に行き過ぎたのかな?

ふと川原の木の根元に目をやると、一冊の本が落ちていた
かなりボロボロになっていたが、表紙の「Diary」の文字から、日記帳であることが判る
手にとっては見たものの、他人の日記を見る事の後ろめたさと、何より見てはいけないような気がしたのでそのまま持ってきたゴミ袋に放り込んだ・・・
表紙に2408・・・と言う数字が見えたように思えたが、値段か?

「・・・!!」
後ろから影が迫ってきていることに気付いた
次の瞬間、目の前が真っ暗になる!!!
・・・
・・・
・・・
「だ~れだ♪」
「・・・そういうベタな事は嫌いだって!知ってるだろ!!」
目隠しの手を振り解き、立ち上がって振り向くと
そこにはいつもの見慣れた笑顔があった

その笑顔を見た時、何故だろうか、目から涙が溢れてきた
悲しいのか、嬉しいのかも判らない、とにかく涙が溢れてきたのだ
「どうしたの?」
心配そうに私の顔を覗き込む妻の目からも、また涙が溢れ出てきていた

バシャ!
水音に驚き正気に戻る二人・・・
尺イワナは逃げてしまったようだ
「ああ!尺だったのに!!」
「またまた、なに吹かしてるのよ♪」
「いや、本当だって!!」

「・・・帰ろっか?」
「・・・そうだな」
まだお昼をまわったばかりだったが、無性に家が懐かしい・・・
尺も釣れた事だし、今日は早上がりも良いだろう
幻想・川蜻蛉 第拾弐話「続、未来フィッシャーウラシマン」後編
帰り道、登山の人に声を掛けられた
「釣れましたか?」
「ええ、尺が出ましたよ!」
「嘘ですけど♪」
「だからぁ!本当だってば!!」
「ハハハ・・・ご夫婦ですか?仲が良くて結構なことですね」
「ええ、まぁ・・・」
照れ臭そうに、頭を掻く
「そうですか・・・本当に良かった、本当に運が良かったんですよ、奇跡と言っても良い」
「は?尺物のことですか?」
「・・・もちろんそうですよ」
「じゃあ、どうも」
「はい・・・どうもありがとうございました、とても楽しかったですよ」
「え、何が?」
「いえ・・・何でもありません」
彼はニコリと笑って、山頂の方向へ歩いていった

早く家に帰って、風呂でも入って、ビールで一杯♪
何気ない日常がまた始まるが、幸せってこんなものかもしれないな・・・
車の助手席で眠っている妻の顔を見ながら、ふとこんな風に思った

・・・
・・・
・・・
未来フィッシャーウラシマン「完結?」


Kawatombo Ken



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この記事へのコメント
次回予告!

奇跡的に元の生活を取り戻した二人

だが、君は知っているか?
これが奇跡などではないことを・・・
人知れず戦った一人の男がいたことを・・・

次回、幻想・川蜻蛉 第拾伍話
「Another Side "J"」
漢の戦いが、今始まる・・・
Posted by Kawatombo KenKawatombo Ken at 2008年06月19日 00:52
今回も楽しませてもらいました。

これで「完」となるかと思いきや
まだ続きがあるとは。アイデアは尽きないご様子(笑

また楽しませてただける時を心待ちにしてます(^_-)-☆
Posted by たけちん at 2008年06月19日 01:10
おはようございまいす。

おおお、通して読みました!!
良い嫁はんですなあ・・・こんな嫁はんが欲しい!!
というか、話かなり面白いんですけど^^
Posted by 吉多呂さん吉多呂さん at 2008年06月19日 09:53
こんにちは^^
大作ですねー 他の話も読んでみたくなりましたよ!
逃げていった尺イワナ、イワナも老練なものになると
幻術を使うのか・・なんて想像もしてしまいました。
これはさっそく前話を熟読せねばなりませんね^^
良い嫁はん、同感です^^;
Posted by pon-ponta at 2008年06月19日 12:23
こんばんは
時空警察です・・あなたは知り過ぎました・・^^;逮捕しますよ!!
相変わらずおもろーです・・星しんいち・・永井豪?・
終わらないんでしょうね・・きっと。

・・!・・メールしてみますが届くか・??

では  又。
Posted by type r tata at 2008年06月19日 19:52
たけちんさん、こんばんは!

まだ解けていない謎が有りますよね!
安易な(?)結末の理由とか(笑)

まぁ、蛇足かもしれませんが
それをアナザーストーリーで明かにするつもりです(^^)b
Posted by Kawatombo Ken at 2008年06月19日 23:49
吉多呂さん、こんばんは!

お!通して読んでもらえましたか!!
結構色々と伏線を張ってあるんで、気付いてもらえれば嬉しいですよ(^^)b

>良い嫁・・・
こんな女性が理想ですね!
まぁ、こんな事言ってるから未だに独身なんでしょうが・・・(;^^A
Posted by Kawatombo Ken at 2008年06月19日 23:52
pon-pontaさん、どうもです!

シリーズ物の5作品目でして、
ストーリーが繋がっているんですよ♪
ヒマな時にでも、通して読んでくださいね(^^)b

タイムスリップ物です(笑)
Posted by Kawatombo Ken at 2008年06月19日 23:55
type r tataさん、こんばんは!

時空警察!!
今年も年末にまたやってくれないですかね♪
私も結構好きですよ(^^)b

次回で、本当に終わりです(笑)
もし続くとしても「新・未来フィッシャーウラシマン」ですよ(大笑)

メール、届きましたよ!
これから返信します
Posted by Kawatombo Ken at 2008年06月19日 23:58
やべ
かなりハマっちゃいました

JさんとKAWATOMBO KENさんのように
お互いライバル、良き友
こんな仲間を増やしたいよね

後ろから光線飛ばしてるようじゃ
まだまだだね。小生もさ
Posted by SAGE愛好会 at 2008年06月20日 13:08
SAGE愛好会さん、まいど!

う~ん・・・ネタバラシになるけど

Jさんは、本当は良い人なんだけど
色々あって、主人公に協力してるんですよ・・・後はヒミツ(笑)

私は、仲間以上に「こんな奥さん」が欲しいです・・・(;^^A
Posted by Kawatombo KenKawatombo Ken at 2008年06月20日 18:43
面白かったですよ~。
そして無償の愛に(ToT)泣けました。
Posted by まっきー at 2008年06月21日 14:50
遅まきながら、コメント入れさせていただきます。

すてきなラブストーリーになりましたね。
悲しく、でも、すっきり完結させると思いきや、
ところがどっこいハッピーエンド?っぽいのに、
もうひとつの物語に繋ぎましたね。

これは、ひょっとしてネバーエンディングストーリーになるかも。
Posted by jbopperjbopper at 2008年06月21日 21:09
まっきーさん、こんばんは!

私も書きながら泣きました・・・(笑)
無償の愛、
でも奈々子にとっては、生きる目的であり、唯一の希望・・・
そう思って書きました
「あの場所で、再開したい・・・」ってことですね♪
Posted by Kawatombo KenKawatombo Ken at 2008年06月21日 23:46
jbopperさん、こんばんは!

どうしてもハッピーエンドにしたかったんですよ!
色々事情があって・・・(笑)

しかし「奇跡」でも起こさないと、どうにもならない展開でしょ?(大笑)
でも・・・嫌いなんですよ「奇跡」って・・・(;^^A

そんなこんなで、こうなりました・・・(大汗)

次回で、本当に終わりますよ!・・・たぶん
Posted by Kawatombo KenKawatombo Ken at 2008年06月21日 23:51
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