川蜻蛉の舞う渓にて

解禁後10日間が過ぎ、アチコチで爆釣または「ボ」の声が聞こえてきました（；＾＾Ａ
そう言えば、そろそろ忍野も解禁ですね♪
私も解禁して2,3日してから行こうと思っているのですが
3月後半から4月に掛けての忍野で、フライマンなら誰もが楽しみにしている
「オオクママダラカゲロウ」のハッチ！！
「私が行く時ではまだ早いかな？」なんて思いつつも、「気温によってはもしかしたら！？」なんて考えが頭から離れません（笑）

そこで今回はこんなフライを巻きましたよ♪

クリップルダンです！
写真のように垂直に水面に立つフライで、前回紹介した「フローティングニンフ」同様、羽化直前の状態を模したフライです。

それでは巻いてみましょう！！

まずは、シャック（抜け殻）として、メルティーファイバー（ジーロンだったかな？）を取り付けます。
フックは#12！！良いねぇ大きなフックは( ´∀`)ﾉ
ちなみにTMC900BLです。

こんな物風にして売っている物です。
無ければ使わなくても良いんじゃないかと思います。



続けて、テイルには、水との馴染みの良いフェザントテイルを私は使います。
人によってはハックルファイバーや、ヘアーズマスクを使用することもあるようです。



リビング用にコパーワイヤーや、ティンセルをつけます。




ブラウンのダビング材で、ボディーを作ります。
私は、キッチリとパースをつけるのが好きですね♪
ワイヤーでリビングを巻いて・・・
ここまでは、ヘアーズイヤーニンフを巻く感じでやってくださいね！

CDCを取り付けます。
ベンド側は、ハックルを巻き終わるまで切り取らない方がいいと思います。
ハックリングの時にCDCを巻き込んでしまうと、見た目が悪いだけでなく、浮き方のバランスも悪くなりそう。
CDCの替わりに、エアロドライウィングや、ブリーチのエルクやディアヘアを使う人もいます。（正式にはエルクらしいです・・・）

ハックルは、私の場合グリズリーを使うのが好きです。（ブラウンが正式のような気がします）
ハックリングは、綺麗に垂直に巻かないと、水面姿勢が悪くなるので、片側をむしってから取り付けてハックリングするのが無難です。
ハックルを留めた後、ベンド側のCDCをカットしますが、チョイ残しがお洒落（笑）
水面に浮かした時の気泡が！！！

アイ側にもダビングをして、CDCを立てるようにします。
即ち垂直に立った時、CDCのウィングが横になるようにします。
これをしておかないと、倒れてしまう事も・・・台無しです(・∀・)
ウィップフィニッシュをして、完成です（＾＾）ｂ

忍野・・・楽しみだなぁヽ(´ー｀)ノ
結局は、ミッジにオナシ、せいぜいコカゲロウの釣になるんだろうなぁ・・・（笑）

Kawatombo Ken

PS.
「釣りバカ川柳大賞」、作品募集中です！！